地中海・エーゲ海クルーズvol.01

夢が叶いました。クルーズ旅行。一度やってみたかったのです。

旅慣れた方が海外旅行する場合、航空券とホテルがセットになって、現地では自由行動のパッケージツアーを選ぶ場合が殆どではないでしょうか。この場合、渡航先空港からのホテルへの移動や滞在中の交通費、食事代、エンターテインメント参加料金は全て有料となるのが普通です。結果的に総額では、申し込み時の旅行代金の2倍近く必要となるのが一般的でしょう。

それに比べてクルーズは、宿泊、飲食、イベントやショーなどの料金が全て込みとなっているのが特徴的です(アルコール類やエステ、マッサージ等は有料)。

船内には10近くのレストランがあり、朝はイタリア調のレストラン、昼はメインダイニング、夜はステーキハウス。翌朝はルームサービス、おやつにプールサイドでハンバーガーとピザ、夜はビュッフェ形式のレストランへ、などなど飽きることはまずありません。アフタヌーンティーや夜食も無料で提供されており、基本的に1日3,000㌔㌍です。

個人的に一番のメリットだと思うのは、「動くホテル」だということ。周遊旅行で各都市を移動する際、心配性の私は、どのバス/列車/航空機に乗るのか不安にもなり、目的地についた時点でグッタリってなことが多いのです。またホテルが変わる場合、荷物のパッキング/アンパッキングも煩わしい。

その点クルーズは夜中寝ている間に次の目的地に運んでくれるので、限られた休暇を最大限有効に使えます。私が乗った船は、ランドマークタワーを横に倒したぐらいデカい(乗客4000人、スタッフ2000人!)ので、揺れによる船酔いなどまずなく、海の上にいることすら忘れてしまいます。

もちろん長距離を移動する際、終日船に閉じこもる日もあるのですが、船内では常時5~6箇所で何らかのイベントが開催されており、全くヒマと感じることはありません。むしろあれもこれも参加したい!でも次の寄港地の予習もしなきゃ!みたいに時間はいくらあっても足りません。

唯一のデメリットは、半年近く前から予定を確定させねばならず、3ヶ月を切るとキャンセルができなくなってしまうことでしょうか?我々は8ヶ月も前に予約しようとしたのですが、それでも船で2室しかない最も高価な船室は既に埋まっていました。

とは言え、先の予定をカチっと固められる人であれば、結果的にリーズナブルな旅となるので、とってもおすすめです。

それでは次回より、具体的に船内と寄港地での思い出をご紹介していきます。

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「地中海・エーゲ海クルーズ」シリーズ目次
子育て中のイラストレーターが漫画でクルーズの素晴らしさを伝えるエッセイです。クルーズ旅行って、高級なイメージがありますが、子連れなどの場合は総額では割安になることが多い。そのような事実や基礎知識を非常に解かり易く著している良本です。クルーズをまだ一度も経験したことが無い人が読むに打ってつけ。

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