景徳鎮/横浜中華街

私は辛い食べ物が好きなのですが、胃腸がそれほど強くないため、すぐにおなかの具合が悪くなってしまいます。しかし、ここ最近立て続けに辛めの料理を食べることが多かったため、胃腸が不感症になったのか、割とイケるぜメーン。
「中華街で飲茶食べ放題に行くのは負け組」という定説にのっとり、私は山東ばかりに行っているのですが、タフってきた胃腸を武器に、前から興味があった景徳鎮へ。
「中華街ナンバーワンの辛さ」「ホンモノの四川料理」というお話は聞いていたのでのぞむところ。30分ぐらい待ちましたが、店頭に置かれたテレビで、これまで特集されたテレビ番組を流しっぱなしにしているため、楽しく待つことができました。
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3皿注文したらいきなり担々麺。なぜいきなり炭水化物?しかし中々美味しいので文句はありません。全然辛くなく、平常心で楽しめました。
スペシャリテの麻婆豆腐。赤信号なビジュアル。悶絶するほど辛いというわけではありませんが、後から後からしつこく辛い。唐辛子というよりも、山椒の刺激がボディブローのように効いてきます。しかしながら肉の旨みを上手に使っており、コクがあってとても美味しい。
注文しなくても自動的にゴハンがついてきます。
これまたスペシャリテの水煮牛肉。水煮とかいってどこが水やねん級の色合い。麻婆豆腐ほどは辛くはありませんが、汗腺開きマクリスティな一品。ここでも牛肉が旨い。
若干お下品ですが、ゴハンをぶちこむと日本人好みなお味に。

美味しかったです。テレビや食べログでは、やたら辛い辛いと煽っていますが、それほど辛いわけではありません。というか、辛いと書くと唐辛子の辛さを想像してしまいますが、ここはどちらかというと山椒であり、舌がビリビリ系の爽やか系の辛さです。

真冬なのに大汗かいた。ハンカチが絞れるほどに。



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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。